身体が痒く 足のスネがカサカサ 乾燥の秋 老化に伴う皮膚病の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
85才 男性
父は毎年この時期になると身体が痒くなり、足のすねの処がカサカサになり広がり腫れてきます。
父も年齢的に農作業を止めてから、一日、動かない毎日を過ごして居る為か急に弱り、病院を受診するのも嫌がり、漢方相談しました。
先生より漢方(中医学)的には潤いと栄養の不足が老化を早め、老化に伴う皮膚病で、皮膚の抵抗力の不足(正気不足)と潤い不足(陰虚)が起きて、細菌やウイルス、カビなどに感染しやすくなり、慢性化しやすく、症状も悪化する方も多く見られます、と話されました。
「皮膚は内臓の鏡」と言われ、皮膚機能をコントロールするのは内臓と考え、血液を養い、流れをサラサラする方法とホルモンの分泌低下を改善し、「肝と腎」の機能を強化する漢方養生とスキンケアを提案されました。
足の腫れも改善し、ガサガサの皮膚炎もツルツルになり、お風呂に入れるようになりました。
乾燥の秋は、老人性皮膚掻痒症など高齢者に多く見られ、老化を伴う皮膚病は体質、タイプ別にスキンケアや「秋の漢方養生法」で改善できます。
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